自然科学 - Noetherの定理とエネルギー運動量テンソル
[数式が上手く表示されない場合]
- 01 - 02 - 03 - 04 - 05 - 06 - 07 - 08 -
< | 04 | >

2.3.  Eular-Lagrange方程式及び連続方程式

以上を用いて, 変分及び座標変換における作用汎関数の変化を調べよう. (2)は

S= dny(y) = dnx(1+μξμ)((x)+ξμμ(x)) = dnx((x)+(μξμ)(x)+ξμμ(x)) = S+ dnx(δ¯+μ(ξμ))

よって δ S=SS

  δ S = dnxδ¯+μ(ξμ) = dnxδ¯ΦaΦa+μδ¯ΦaμΦa+μ(ξμ) = dnxμδ¯ΦaμΦa+ξμ+δ¯ΦaΦaμμΦa     …(3)

δ¯ を元に戻して

δ S= dnxμδΦaμΦaξννΦaμΦaδνμ +δ¯ΦaΦaμμΦa = dnxμ fμ+δ¯Φa[;Φ]a

が得られる. ここで

  [;Φ]a =ΦaμμΦa fμ=δΦaμΦaξνΘνμg Θνμg=νΦaμΦa δνμ     …(4)

という記号を用いた.

最小作用の原理に基づけば, δ S=0 である. 一般に作用汎関数の変化量が δ S= dnx(μ Xμ+Y) のように書ける時, ξ,δΦ を共に境界面でゼロになるように選べば Y=0 となり, 場が Y=0 を満たす時, 任意の ξ,δΦ に対して μ Xμ=0 となる. 具体例を見ていこう.

< | 04 | >
- 01 - 02 - 03 - 04 - 05 - 06 - 07 - 08 -
[Noetherの定理とエネルギー運動量テンソル] < [自然科学] < [オレ研] < [TOP]