自然科学 - 近日点移動
[数式が上手く表示されない場合]
- 01 - 02 - 03 - 04 - 05 -
< | 05 | 次 >

2.2.  Newton重力からのずれ

次に, Δ を考慮して計算してみよう. 先程と同じ要領で書けば

dϕ=11Δ dρ1ρ2e2ρ021ρ1ρ02

のようになり, 本質的には因子 (1Δ)1/2 だけの違いとなる. プライムの付いた量は

1ρ0=rgm22l2(1Δ) ,  e2ρ02=1ρ02(1Δ)2+2mENl2(1Δ)

である. 解は第0近似と同様厳密に解け,

eρ0cos1Δϕ=1ρ1ρ0

となる. よって近日点から次の近日点までの回転角

ϕ=2π(1Δ)1/2 2π+6π G2M2m2l2 2π+6π GMa(1e2)

を得る.

¥bibliographystyle{unsrt}¥bibliography{../jp_bib}

< | 05 | 次 >
- 01 - 02 - 03 - 04 - 05 -
[近日点移動] < [自然科学] < [オレ研] < [TOP]