自然科学 - 近日点移動
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2.1.  Newton重力

まず Δ=0 のときの解を求めてみよう.

pρ(Δ=0)2 = 2mEN+rgρl2ρ2 = l2e2ρ021ρ1ρ02

ここで

1ρ0=rgm22l2 ,  e2ρ02=1ρ02+2mENl2

と置いた. 近日点 ρ と遠日点 ρ+

ρ±=ρ01 e

作用は変数分離できて

S=ENt+lϕ± dρpρ

ϕ は角運動量に対する回転角である. 回転角と半径の関係は

const.= S l=ϕ± l dρpρ

から求めることが出来る. よって

dϕ= ± d1ρ1ρ0e2ρ021ρ1ρ02

これは変数変換 1/ρ1/ρ0=(e/ρ0)cosθ をすれば容易に積分でき,

eρ0cosϕ = 1ρ1ρ0

を得る. これより軌道は楕円を描くことが分かる. 従って長半径 a

a=ρ++ρ2=ρ01e2

と表される.

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