の各係数を比較して
∂ f∂ t=−H+H′ …(3)
∂ f∂ qi=pi
∂ f∂ αi=qi′ …(4)
を得る. ところが(1), (2)から
∂ f∂ t=∂ S∂ t= H
なので, (3)から恒等的に H′=0 が成り立つ. 従って新座標におけるHamilton方程式
q˙i′=∂ H′∂ αi=0 , α˙i=∂ H′∂ qi′=0
及び(2), (4)より
∂ S∂ αi=∂ f∂ αi=qi′=const. …(5)
を得る.