こうして得られた e だが, これは明らかに定数とは限らない. 衝突の前後で系は並進対称性が保たれていて, 従って e に並進不変性を課せば, v1−v2 の関数であることが許される事が分かる.
また, 以上の議論は反発係数を導出したわけではなく, 単に力積の関数形を決めていっただけである事に注意しよう.