高校時代、父親に買って貰ったX68000EXPERT-HD。現在押し入れの奥で眠っているが、部屋が広ければオブジェとして置いておきたい一品だ。
SX-Windowという独自のwindow systemをもち、マウスポインタでモニタの端をグ~ッと押していくとデスクトップがスクロールするという素敵な仕様になっている。さらには、普段は16色表示なのだが、デスクトップ上の一部に矩形が表示され、その範囲だけ6万色表示になるという素敵な仕様も忘れてはいけない。また、目の付け所が違うシャープ製だけに「シャーペン」というエディタを搭載していた。学生実験のレポートは手書きが主流だったのだが、私は「シャーペン」にドローツール「Easydraw」で描いた図を貼って提出していた。
そして大学4年、金が無いにもかかわらずクリスマス商戦に乗っかり、無理矢理ローンを組んでGatewayのPCを購入。初めてのWindows。Windows95からのデビューだ。
インターネットを始めたのはこのマシンからで、「テレホーダイ」で夜遅くまでネットをしていたのを覚えている。
月日は流れて平成15年の暮れ。研究室にだらだら残っているのが嫌になり、仙人のように霞を食って暮らす世界を棄て、下界に降りる決意をする。その関係でwebサーバーとしても使うためのPCを購入。
諸事情でEPSONのインクジェットプリンターを持っていたので、その縁でEPSONのPCを選ぶ。右の写真の白い方だ。
ちなみに写真が赤いのは、蛍光灯が電球色であるためだ。こういった写真には向かない光だろうが、電球色は慣れると非常に落ち着いて良い。
そして平成18年9月、マシンパワーの関係で、NECのPCを購入。右の写真でいうと黒い方になる。購入するに至った経緯は平成18年6月20日の独り言を参照してほしい。いや、大した理由じゃないのだが。単に遅いというだけ。
暫くEPSONのPCはお役ご免となったわけだが、その後Linuxを入れ、webサーバーとして頑張ってもらっている。
しかしこのNECのPCも、ここにきてヘタってしまった。(5月3日の独り言参照)
これはもう新たにPCを買わざるを得ない。