ここ数週間、ディスプレイの調子がおかしい。ついたり消えたり、2画面の片方だけ固まったりと異常な挙動を見せていた。
ディスプレイを1つだけにしてみたり、PCの電源を切っていたりと試してみると、最初はうまく表示されるのだが、暫くするとまた症状が現れる。
もしやと思い、試しにアナログで繋げてみる。全く症状は現れなくなった。これだ。これが原因だ。グラフィックボード。GeForce7600GT。どうやらこれがおかしくなったようだ。
さてどうしよう。昨年末 New PC 買いたい病にかかるも、何とか買わずに2年半もたせている。どうせならもう少し待って次期OS搭載機にしたいところである。その頃には同じ構成でも今より安くなってるだろうし、とにかく今は買い時ではない。ううむ。どうしたものか。
とりあえずの解決策として、グラフィックボードを安いのでいいので買い換えるという作戦に決まった。
GeForce7600GTを取り外し、しばし眺める。ファンの周りについている埃を綿棒で拭う。ファンは、ボードを本体に取り付けたときに下向きに位置するので、特に掃除機で埃取りをいていなかったが、それ程溜まってはいなかったようだ。ファンに息をふっと吹きかけ、細かい埃をとばす。
ついでに他の部分についている埃も吹き飛ばす。
「ぶわっ」と埃が舞い上がる。
!?
埃が大量に出てきた。
よく見ると、ファンから放射状に放熱板が並んでいて、それにカバーがしてあるという構造になっている。なんと、放熱板の隙間に埃がびっしりと埋まっていたのだ。息を吹きかけると、ところてんのように埃がファンに集まっていく。
これか。これが原因か。グラフィックボードが放熱できずに不具合を起こしていたのか。掃除機で速やかに埃を取り除く。PCに再び取り付け、起動。
そして完全復活。
たまに掃除機で埃取りをするのだが、ボードを外してまでするということまでしなかったのが間違いだった。ファンがついているものは要注意ということか。気をつけよう。
そして New PC はまた次の機会に。9月頃かな。