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2. 近似
近似操作をしよう. 再び(4)に立ち戻る. Newton的なエネルギーの表式に似せて書くと
となるが, このまま展開すると角運動量の部分から の1次の次数で の項が出てきてしまう. そこでその項が2次に抑えられるように
と座標変換しよう. すると
より
さらにNewton的エネルギー を用いて とすれば, 最終的に
を得る. ここで と置いたが, 両者は2次の次数で
のように一致するからである. こうして我々は, Newton重力ポテンシャルが
と修正されることを知る. これ以上の次数は静的な場以外の効果も無視できなくなる.
(5)の補正項の部分で
と置いて, 以下議論しよう.
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