いつか来るかとは思っていたが、それが今だとは思ってなかった。
何の変哲もない土曜日。いつものように時が過ぎ、そろそろ何を肴にしようかと考えていたところだった。
そう。いつものように一日が終わるはずだった。
G。やつが現れた。
G といっても、静岡にいる実物大 Gundam ではない。
ふと流しに目をやる。シンク周りに見覚えのない黒い塊。そう。3、4 cm の G。実物大 Gokiburi だった。
G もこちらに気づいたようだ。
いけるか?
足下に転がるキンチョール。
一瞬だった。
G がシンクにいた時点で、既に勝負は決まっていた。逃れる場所はない。絶命する G。
さて、私は見事に G を仕留めることができた。だがしかし、季節は始まったばかりだ。第二、第三の G が出てくることは目に見えている。対 G 兵器を用意しないといけないようだ。
このアパートに引っ越してきて初の G 。さて、どうしたものか。