先日、iPad が発表された。Apple はどのようなタブレットPCを世に送り出すのか、いろいろなサイトで噂が立っていたのだが、蓋を開けたら iPhone が大きくなった感じという代物であった。
カメラがない、入出力は例のドックのみ。ホームボタンも健在だ。iPhone OS を採用しているということは、メインPCとデータを同期する形の、セカンドマシン的な使い方のようだ。
スティーブ・ジョブズによると、携帯端末とノートPCを埋めるデバイスとして位置づけたいようだ。
いわゆるメールとネットがメインのネットブックがそれに該当するが、ネットブックはチープなノートPC
であって、それじゃ駄目だと言いたいらしい。
つまり iPhone のような使い勝手で、より PC 側に近づけたのが iPad だと。簡単に言うと、iPhone じゃ画面小せーよと。
確かに、ノートPCがチープになるのと、スマートフォンが大きくなるのでは、印象がかなり違う。
欲しいか欲しくないかと言われると、正直触ってみたい気持ちはある。といっても、今のところ iPad を使うシーンはないので、買うのには躊躇してしまう。
布団のすぐ脇にデスクトップがあり、手元には iPhone が常にある。寝ながら iPhone をするだけでも腕がだるくなるのだから、その5倍の重量である iPad では無理だ。
しかし画面が大きいことはいいことだ。480x320 (3:2) の iPhone と 1024x768 (4:3) の iPad。ケータイとしては iPhone でも横幅が大きく感じるのだが、動画や写真はもう少し大画面で観たいものだ。