こ、これが…地獄…

平成20年11月16日

「生きている」という実感は、快楽や苦痛を感じる瞬間に得られるものだ。

 

prologue

めぐりあい宇宙編

ニコニコ動画。いつものように料理タグを彷徨く。何の気なしに観てみた、激辛ラーメンをただ食べるだけという動画「【ニコニコ動画】【激辛は】元祖別府地獄ラーメンをたべてみた【俺の嫁】」。別に大した内容ではないのだが、一応リンクを貼っておいた。

 

このラーメンを販売している会社、どんなものかと「Hell Company」のサイトを観てみた。こってりした作りになっている。

 

そして勢いで購入。「元祖別府地獄ラーメン」と「元祖別府地獄ラーメン【大魔神ver】」の2ケース。

jigoku_package

食品なのにR-18のマーク


jigoku_daimajin_package

大魔神 version はシールが貼ってあるだけ。


sokumen1

sokumen2

sokumen3

uramen

下が切れているのはご愛敬。撮り直す気はない。


nakami

中身。これが3食分入っている。九州のラーメンっぽいストレート麺だ。そして一番右には「地獄の素」


試食編

早速調理してみた。茹で時間は1分。

ramen_normal

地獄の素を入れないとこんな感じ。


ramen_normal2

ネギを入れただけで印象が変わるもんだ。

豚骨スープはコクがあり旨い。やや太目(なんでんかんでん比)の麺とよく絡む。


moto1

壱閻魔、弐閻魔と続いていく。地獄の単位は拾閻魔=大魔王らしい。


jigoku1

とりあえず拾閻魔。辛いのはいいのだが、唐辛子の(皮の?)味が全面に出てしまって一気に不味くなる。


jigoku2

酢を入れると味が調うことを発見。まあ大抵のものに入れてしまうのだが。


First Stage

ここまでは序章に過ぎない。大魔神が待っている。

daimajin_sozai

地獄の素が3つ入っている。地獄単位では参大魔王=大魔神

つまり1大魔神=3大魔王=30閻魔である。かなりどうでも良いが。


moto2

なんとなく接写。


tonkotu

豚骨スープの素をまず器に入れる。


1daimaou

1大魔王目。


2daimaou

2大魔王目。そして…


3daimaou

3大魔王つまり1大魔神。王が神になる瞬間に私は立ち会ったのだ。


soup

酢を適量入れ、湯で溶き、電子レンジで温度を上げておく。

赤い。真紅のスープだ。


daimajin

キャベツと麺を茹で、最後に鰹節削りを掛ける。七味を振って完成。ううむ、赤い。彩り的に葱が欲しかった…。


daimajin2

全体像。ううむ、赤い。


itadakimasu

いただきま~す。ごふっ。うぐ、口に運ぶだけでむせる。

息を吐きつつ麺を口に含み、腹式呼吸で麺をすする。これは難しい。湯気が気管に入ると、正に地獄となる。

それにしても辛い。無意味に辛いぞ。

まあそれでも、耐えられないレベルではない。CoCo壱の10辛よりやや辛いレベルか。

tabekake

ふう。もう少し。


gotisosama

ごちそうさまでした。


 

Second Stage

辛いものを食べること自体は特に抵抗はない。しかし、しかしだ。

そう。これからが勝負である。第二段階の始まりだ。私は胃腸がずば抜けて弱いのだ。「元祖別府地獄ラーメン【大魔神ver】」完食後数時間。激烈な痛みが内臓を駆け回る。地獄からの使者が私の胃腸で暴れ回っているのだ。やばい。死にそうだ。身体の体勢を変える度に内壁に接触する部分が変わるため、いちいち悶絶する。

とりあえず寝よう。

Final Stage

そして最終段階。口、胃腸ときて、最後は…。

そうそう、辛いときは全ての代謝物が辛いことをここに記しておこう。

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