今日の資本主義

平成20年7月13日

科学(科学技術)の発展は我々にどのような恩恵をもたらしただろうか。

いや、挙げればキリがないだろう。身の回りの物、システム、全てが当たり前のように存在しているが、それらは正に科学技術の恩恵である。

しかし、これだけ発達していながら一向に改善されていないことがある。それは労働だ。

週40時間の労働に加え、当たり前のように付随する残業。平日は機械のように働き、休日は体を休めるだけ。労働そのものを否定するつもりは毛頭ないが、少なくとも「豊か」であるとは言い難い。

「学生は暇だが金がない」「社会に出ると金は貯まるが使う暇がない」とよく言うが、単純に考えて労働時間が多すぎではないかと。例えば残業がゼロになれば余暇が劇的に増える。本をゆっくり読むこともできるし、十分な睡眠時間を確保することもできる。

要はアレだな。通常の時間内に仕事を済ませ、定時に帰るという理想型を実現すれば良いわけだ。まあ無理な話なのだが。

科学技術の発展で、何とかしてくれないものか。

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