最近、トイレでのほんのわずかな時間を勉強時間にしている。学部生向けの物理の教科書をちまちまと読んでいるわけだが。
おそらく知っている人にとっては当たり前過ぎて「何を今更」という感じであろうが、私は今の今まで知らなかった。
共有結合は量子力学的効果だったのか。
原子核を近づけた場合、それぞれの電子の波動関数を対称に組んだときがエネルギーが低くなると。それぞれの原子核に対する波動関数がオーバーラップしているところでは電子の密度が高くなり、原子核をつなげようとする役目をする。何も考えずにハミルトニアンを書いてエネルギー固有値を求めれば得られてしまう。
う~ん、目から鱗だ。