先日、久しぶりにレンタルビデオ屋に行った。長考の末、以下の三作品を選ぶ。
予想に反して面白かった。主人公が良い。
うろ覚えだが、数本の矢が背中に刺さり、倒れるヒロイン的な女に向かってラオウが一言。
「レイナ! この程度の矢でどうした!!!」
爆笑。お前とは根本的に違うって。
原作者ハインリヒ・ハラーの実体験。オリンピックで金メダルを取った登山家のハラーが、チベットでダライ・ラマと出会う。後半では、中華人民共和国がチベットを侵攻する様を描いている。
内容はさておき、一箇所だけ気になる点があった。ナレーションでハラーがチベットを説明する場面だ。まずは英語。ブラッド・ピットがぼそぼそっと喋るので聞き取りにくいが、こんな感じ。
This is the highest country on earth.
And the most isolated.
続いて日本語字幕。
世界で最も高地にあり
最も孤立した国
そして日本語吹き替え。
チベットは最も高いところにある孤立した地域だ。
いやいやいやいや。なぜここで地域と表現する?
物語の内容を追いたかったので日本語吹き替えで鑑賞していたのだが、聴いていて物凄く違和感が生じてしまった。何もこの映画にまで中国に配慮する必要など無いだろう。