平成19年1月22日

MathML普及委員会

当サイト自然科学のページでは、数式を MathML で記述している。標準のブラウザである Internet Explorer は MathML に対応しておらず、別途 MathPlayer などのアドオンをインストールする必要がある。或いは FireFox といった別のブラウザをインストールする必要がある。

しかも Internet Explorer で MathML を見るには HTML のソースを別に用意しなければならないため、最初のページを PHP で書き、動的に振り分ける必要がある。

そこで問題なのは MathML 非対応の閲覧者である。普通に画像ページへ振り分けるのは用意だが、そこはそれ、MathML 普及委員会である。MathML 対応を促さねばならない。

初めは、非対応者は転送せずに、対応化のメッセージを見せた上で画像ページをクリックで移動させる方式をとった。しかし煩雑になってしまい、「次のページ」に進む閲覧者が現れなくなってしまった。

そこでシンプルに一行メッセージを出して 10 秒後に転送するように変更した。それでも転送される者は現れないが、一文を読んで意味を把握する間の 10 秒も待てない程忙しいのなら仕方がない。(尤も、google がまだ更新していないので、辿ってくる閲覧者が混乱しているようだ。)

MathML 対応化を促進するためには、まず母集団として閲覧者を増やさなければならない。その内の数パーセントが MathPlayer なり FireFox なりを導入してくれれば、少しは状況も変わろう。

閲覧者を増やすには「相対論」「高校物理・数学」などのページを作るのが王道だろう。果たしてそのような物が私に作れるのか。

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