平成18年8月20日

今日のimpurity

先日冷蔵庫が全く冷えなくなったので、新しく購入することに。25,000円。金の無いときに限って出費がかさむらしい。自動車保険の更新も待っている。

本棚育成

金が無い無いと言いながらも、ついつい買ってしまう。今回は三冊。10,000円。

  1. 石川健三「場の量子力学」培風館
  2. 新井仁之「ルベーグ積分講義」日本評論社
  3. 稲垣大紀「25歳が読む「南京事件」」中央公論社

一冊目。昔、分数量子ホール効果についてセミナーに来ていたが、impurity (不純物) という言葉が印象に残っている。(いや、そんだけ。)そう言えば、ラティスと非可換時空の話をしていたような記憶があるが、忘れた。さてこの本、人名がカタカナだったり英字だったり統一性がないのはご愛敬だが、ざっと見た感じ Greiner のように計算が丁寧で、説明もしっかりしている印象を受ける。

二冊目。高校生から大学生までをターゲットに、基礎から易しく解説している。ですます調。

三冊目。小林よしのりに感化された少年が大学で教官に頭を冷やされる。その後大学院で南京事件(所謂南京大虐殺)について修士論文をまとめ、それがその大学院で長野賞を受ける。歴史の検証と論争の分析という二面を詳しく調べ上げている。

今日から眼鏡

本を物色していた最中ちくちくと目が痛くなる。目に impurity が入ったのかどうか知らないが、目をよく洗っても痛みは取れず。後日眼科で診てもらったところ眼球に傷がついてしまったと。コンタクトは暫く使えなくなってしまった。そのため眼鏡を新たに作ることとなる。手痛い出費だ。50,000円。

写真下の眼鏡は高校時代に掛けていた物。度が合っているわけではないが、裸眼よりましなので部屋着として使っていた。写真上は今回購入品。十数年前に買った眼鏡より2万も高い。色々な技術が投入されているのだろう。

two pairs of glasses

新しい眼鏡が出来るまで高校時の物を掛けて仕事していたら、周りからは大木凡人みたいと言われたり、キモいと言われたりする始末。当時はこれが普通だったのだが。今はもう慣れたが、私には最近の眼鏡はウルトラアイに見える。

さてニュー眼鏡。チタンフレームのような軽量型ではないのでかなり重い。レンズの厚みは、レンズが小さい事と技術の進歩により、旧眼鏡より薄くなっている。度は1.2程度。コンタクトよりは落としてある。

装着してみる。世界が歪んで見える。レンズが小さいので、コンタクトと比べると視界が圧倒的に狭くなっている。距離感が掴めないので車の運転は結構集中力が必要になる。地面の段差はおろか平坦かどうかも分からない。ううむ、コンタクトレンズは偉大だ。

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