平成16年11月16日

右投げ左打ち

先日、試験監督をしていたときに発見した。全員が全員、鉛筆を持つ手で消しゴムを持つのだ。

恐らくこれを呼んでいる方々は何を言ってるんだ? と思われるかもしれないが、右手で字を書き左手で字を消す僕にとっては信じられない発見なのである。40人程いるクラスで、僕と同じ消しゴムの使い方をする生徒は一人もいなかったのである。

書き間違えたら、その手で消しゴムを持ち、消し、ころろろろんと投げ捨ててまた問題に向かう。試験会場中に「ころろろろん」が響く。右手で鉛筆を持つのなら左で消しゴムを持った方が効率が良いと思うのだが。

尤も、鉛筆の代わりにペンで書くようになった今となっては、もうどうでもいい話か。

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