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2000年11月3日

Mountain, Ocean and Sun

モスバーガーはファストフード店じゃない」をスローガンに今日まで生き抜いてきたわけだが、よく行くモスに、名物店員がいる。

彼女はいろいろ伝説を持っている。聞いたところによると、閉店間際の深夜2時頃に行ったときの話。彼女の方から「こちらでお召上がりですか?お持ち帰りですか?」と尋ねたにも関わらず、ここで食べてくと返答したらもう閉店なので持って帰って欲しいと言われたそうな。

で、先日の出来事。これまた閉店間際に7人くらいで(←確かに迷惑な客だ)モスりに行ったところ、店に入るや否や、ノーリアクション。いや、普通いらっしゃいませ~とか、ウンとかスンとか言うはずである。がしかし。背を向けたまま無言でシェイクを作っていたのである。その間数分。ポジティブに解釈すれば我々大人数が注文を考える猶予を与えてくれたのかもしれない。で、注文しようとレジに行ったらシェイクが作り終わって客に持っていくまで無視。奥でバーガーを作っていた店員が(彼も来店時は挨拶なし)接客してくれた。

全員会計を済ませてテーブルにつき談笑していたところ、彼女がトレーにハンバーガーを乗せてやってきた。まぁ普通は「お待たせしました~」とか言うと思うがやはり無言。まぁそれはよし。ここからが凄いのである。トレーをテーブルに置くとき、汚い奴隷に餌を与える女王様が如く、彼女は投げるようにハンバーガーを置いていったのである。いや、捨てていったと表現する方がいいかもしれない。早くここから立ち去りたいと言わんばかりに。一同顔を伏せたまま爆笑。飲み物を運んできたときも同様。無言でやってきて、どこに置けば良いのよ(モスのテーブルは狭い)とちょっとムッとした感じでウロウロし、隙間を見つけた瞬間にササッと放り投げて帰っていった。恐るべし、モスバーガー。

おっと、注意して欲しいのだがこれは苦情ではない。我々は楽しんでいるのだよ。

ちなみにモスバーガーはファストフード店ではなくハンバーガーレストランである。注文してから作るので待たされるのは当然のことである。


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